2022/01/17

2021年6月第5週のスイングトレードの記録です。(月曜日基準で週番号をカウントすると第4週ですね。勘違いしていました。。)
ミネルヴィニ先生の「株式トレード 基本と原則」を読みつつ、実際にトレードをしながら「スイングトレードルールVer3.0」を作り上げていきたいと思います。
※過去の日記は[スイングトレード日記]カテゴリーで確認できます。
※スイングトレードルールVer3.0のドラフト版です↓
sponsored link
S&P500スイング
まずはスイングトレードのメイン、S&P500に連動するSPXLとVOOの状況からです。
今週のS&P500は強かったですね。まさにゴルディロックス相場。
7/2(金)に発表のあった雇用統計は良い結果であったにもかかわらず株価は上昇。通常は良い経済統計→金融緩和終了→株安、と連想されるところが、なぜか株高。しかもダウ(≒バリュー)もナス(≒グロース)どっちも上昇。なんでも良いとこ取りしてしまう米国株の良い癖が出てしまった展開です。
さて、トレード実績ですが、利確ポイントを明確にルールとして作成できていないことが裏目に出ており、月曜日の下ヒゲの部分でしっかり一部を手仕舞いしてしまっています。
<S&P500 日足チャート>
SPXLは50枚中20枚を手仕舞いしてしまいましたが、何とか残りのポジションでこの狂った上昇相場で踊り続けることができています。
なぜ、買うときと違って売るのって困難に難しいんだろう。。
1時間足で売却したタイミングを見てみると一目瞭然です。
なぜ売った・・・
含み益に売らされたとしか思えない・・
まあ、売った当時は良い判断だと思っていたんですけどね。5%は取ったので。
おそらく売ったことに対する後悔、というか欲がいけないのかも。私の欲は青天井に膨れ上がる傾向になるので。
まさにミネルヴィニ先生のご指摘の通りです。売り方のトレードプランを持っていない。。
すべてのトレーダーは気迷いと後悔という2つの感情の間で揺れ動いて苦しむ。このように心の中で葛藤が生じるのは、明確なスケジュールとしっかりしたトレードプランを前もって作っていないからだ。
株式トレード 基本と原則 (マーク・ミネルヴィニ) P.58
その意味では「半分利確」というは私にとって良いルールなのかも。決定した利益を背に上昇を見守る。
ミネルヴィニ先生も下記のようなことを言ってくれていますし。
「ポジションの半分を売る」というルールを使おう。
<中略>
半分を売ったあとは、残りのポジションで株価がどこまで上げるかを見ていることができる。結果がどうであれ、あなたは何も後悔することがなく、心理的には勝者だ。半分を売ったあとに株価が上がれば、「半分持っていて良かった」と思うだろう。下がれば、「半分を売っていて良かった」と思うだろう。心理的にはどちらに動いても満足できるものだ。
株式トレード 基本と原則 (マーク・ミネルヴィニ) P.110
実際に今私は「半分持っていて良かった」と思っています。
先生のお墨付きがあるなら「~%の利が乗ったなら半分利確」というルールはマイトレードプランへ追加すべきなのかも。
「もっと取れた」と思うかもしれませんが、それは結果論でしかないので。下がるケースも十分に考えられます。
半分利確後に上がった場合はボーナスステージと割り切りましょうよ。そうしましょう。
個別株スイング
先週末時点の保有銘柄は、NVDA、ADBE、DOCU、CRWDでした。
現時点の保有銘柄は下記です(SPXLはDMMで買っているので一緒に表示されちゃっています)。
今週は新たにAMDを仲間に加えました。
AMD、ブレイク疑惑。注視します pic.twitter.com/nLsZ7SjAPl
— Hagiwara (@tcp_kp) June 30, 2021
AMD、窓を作って勢いよく寄り付いたので半分イン!
窓埋めチャンスに勝利したらもう半分買う予定 pic.twitter.com/HZBHZFWHAA— Hagiwara (@tcp_kp) June 30, 2021
売買タイミングをチャートと一緒に書いていきたいと思います。
AMD
RyzenというCPUでお馴染みの半導体企業、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ。
このブログを書いているPCもRyzenを積んでいるので感慨深いものがあります。インテルのCPUと同等レベルなのに1,2万安いのは消費者にとって助かりますよね~。
<AMD 週足チャート>
買ったタイミングは決算発表翌日の高値を越えたところです。
好決算なのに売られてしまったこの銘柄。とても好決算を織り込んでいるとは思えないチャートの形でしたが、決算を受けて株価は寄り天の大陰線で引け。えげつない動きでした。
その4月末の高値を、ベースを作って上昇の土台を築いてブレイクしたタイミングでイン。
窓埋めリスクがあったので2回に分けて買いました。(2回に分けて買う戦術はアドビで味を占めました)。
半導体株ETFのSMHが月曜日に最高値を取っていたので、追いついてくれるでしょう。
<SMH 日足チャート>
損切りラインはブレイク時に作った窓の下です。
今後の方針
今週は先週の日記で懸念していた米長期金利の上昇が杞憂に終わったのがよかったですよね。
もしかしたら割ってはいけないラインを割ってしまう可能性もあるので、来週もグロースウハウハの展開が続くかもしれません。7月は強いと言われていますしね。
<米10年債利回り 日足チャート>
今週は大型テックが好調で、保有銘柄のエヌビディアとアドビにおかれましては最高値を更新しているだけあって順調に上昇し続けてくれています。
見劣りするのがハイグロのドキュサインとクラウドストライク。
前者は直近高値を越えて上場来高値まであと少し、後者は上場来高値更新済み、という状況ですが、両者の今週のパフォーマンスはどちらも今までの高値のラインを下値にした状態で膠着状態でした。
どちらも出来高が減っているので、再上昇に向けてエネルギーを貯めている段階だと思いたいところです。ここでふるい落とされないことが重要。諦めた時にテニスボールのようにポーンと上昇するかもしれませんし。
今週は大型ハイテクのターンでしたので、来週はハイグロのターン!??
来週も引き続き下記を意識して鍛錬していましょう!
私のパフォーマンスが平凡なものから目覚ましいものに変わったのは、自分に次のことを言い聞かせてからだ。お金の心配や得点を気に病むのはやめた。これからは、できる限り最高のトレーダーになってルールに従うことだけに集中するのだ、と。すると、自然にお金はあとからついてくるようになった。
株式トレード 基本と原則 (マーク・ミネルヴィニ) P.132
株式トレード 基本と原則 /パンロ-リング/マーク・ミネルヴィニ