2022/01/17

2021年6月第2週のスイングトレードの記録です。
ミネルヴィニ先生の「株式トレード 基本と原則」を読みつつ、実際にトレードをしながら「スイングトレードルールVer3.0」を作り上げていきたいと思います。
※過去の日記は[スイングトレード日記]カテゴリーで確認できます。
※スイングトレードルールVer3.0のドラフト版です↓
sponsored link
S&P500スイング
まずはスイングトレードのメイン、S&P500に連動するSPXLとVOOの状況からです。
今週は売買しませんでした。最高値更新を信じて保有し続けました。
S&P500は木曜日の米CPIの結果発表待ちだったのか、月火水と3日連続で寄り天からの陰線で、S&P500ロンガーにとってはつらい展開でしたね。
<S&P500 日足チャート>
でも、市場はイベント通過待ちだったのか、それともインフレはやはり一時的と市場は判断したのか分かりませんが、予想を上回る結果であったにも関わらず金利安株高に動きました。
チャートで買っているのでこのあたりの要因分析を私はすることができません。雰囲気だけ掴めればいいと思っています。笑
<米10年債利回り 日足チャート>
FRBの読み通りインフレが一時的と判断されれば長期金利は落ち着き、今後は金利下落によってバリュエーション改善が見込まれるグロースのターンを期待してしまいます。
実際に長期金利はレンジ下限をブレイクして以降、コツコツと下がっていますね。
S&P500と違ってナスダックはまだ最高値を更新できていないので、金利の下落トレンドが今後も続けば来週はグロースのターンがやってきてグロース祭りがやってくるのではないでしょうか。
<QQQ 日足チャート>
個別株スイング
先週末時点の保有銘柄はVDE、NVDA、CRM、GOOGでした。
今週は先週ほどガチャガチャとトレードせずに済みました。
- 継続保有:NVDA、CRM、GOOG
- 売却:VDE
- 買付:DOCU、CRWD
決算を受けて高騰して一気に直近高値を更新したドキュサインに月曜早々エントリーしました。
そして、米CPIの結果を受けてグロース優位と判断し、ブレイク後の値動きが鈍いVDEを見限り、代わりにクラウドストライクを買付ました。
売買タイミングをチャートと一緒に書いていきたいと思います。
DOCU
電子署名のサービスをSaaSで提供しているドキュサイン。テレワークやDXといった現代のニーズにとてもマッチしている企業です。引き合い多そう。決算もしっかり良い数字をたたき出してくれています。スイングだけでなく長期でも保有してみたい銘柄の1つです。
そんな銘柄を下記のタイミングで買いました。
<DOCU 日足チャート>
超暴騰した直後に買うのは怖かったですが、これが「ハイグロの動きなのだろう」と高を括って買いました。
金曜日にテニスボールのように跳ねてくれたので決算前に買い手をふるい落として身軽になっているのかもしれません。ミネルヴィニ本のに記載の通りの展開かも。
2月末の直近高値更新を目指して上昇してほしいです。
損切りラインはブレイクした上値抵抗線です。
CRWD
インターネットセキュリティをSaaSで提供しているクラウドストライク。こちらも今流行りのテーマですね。
出来高を伴って上昇した際に機関投資家が買ったのだろうと期待してしまいます。
<CRWD 日足チャート>
こちらも2月末の最高値に向けて上昇してほしいです。
損切りラインはブレイクした上値抵抗線です。
VDE
エネルギーセクターのETF。
スイングで保有できる銘柄は5つまでというマイルールに縛られて、CRWDを買いたいがために手仕舞いしました。
もう1つの理由はブレイク後の値動きが鈍い、ということです。
<VDE 日足チャート>
ブレイク時に出来高を伴っていなかったがはやり、、という感じですようか。
また、そもそも原油は上値が限られているということもあるので、ブレイク投資の対象としてどうなの?ということもあります。対象はやはりグロースなのかな・・。
バリューでスイングするならS&P500でいいじゃん、と思ってしまいますし。
今後の方針
S&P500が最高値を更新したということもあって、S&P500ホルダーは全員が含み益状態です。
ということで来週は含み益との闘い、つまりいかに売らないかという自分の感情との戦いです。
よほどのバッドニュースが株式市場を襲わない限り、バイイングクライマックスを観測できるまで保有し続けたいですね。
VOOは保有し続けられると思いますが、SPXLは1/2の利確をすぐしてしまいがちなので頑張って引っ張りたいです。
さて、個別株についてですが、今悩んでいることはセールスフォースを見切って手仕舞いして、代わりに最高値を更新したアドビを買うかどうかということです。
<ADBE 日足チャート>
<CRM 日足チャート>
アドビの懸念は6/17に第2四半期の決算発表が行われるということのみです。
セールスフォースの懸念は想像していたような上昇をしてくれていないということです。
高値切り下げ型の三角保ち合いをブレイクしたタイミングで買うということは、やれやれ売りをこなさなくてはいけないということでもあります。これが上昇が芳しくない理由なのでしょう。勉強になった。
もしかしたら、今はただただベースを作っている最中なだけなのかもしれませんが。
ミネルヴィニ先生的には最初からアドビ買えよ、という話なのかもしれません。
明日と月曜日でCRM→ADBEにスイッチするか検討したいと思います。