2022/01/17

2020年より本格的に再始動したスイングトレードの4/13週のトレード記録です。
※スイングトレードルールVer2.0に則って運用し、結果を日記として記録し、反省し、次のトレードに活かしたいと思います。
※スイングトレードの最新の反省記事は[スイングトレード日記]カテゴリーで確認できます。
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無念の売り
4/7に買った分を4/15に1/3売却し、4/16に残りの2\3を売却しました。
<1655 iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF>
下記チャートが売買のタイミングです。
※スイングトレードルールVer2.0の記事に記載していますが、売買の”判断”はNY市場のS&P500のチャートを見て行い、実際の売買は日本市場に上場しているS&P500指数連動型のETFで行います。
<S&P500 日足チャート>
[①売り]の私の心境です。
スイング、1/3利確。
— Hagiwara (@tcp_kp) April 15, 2020
そして、[②売り]の時の心境です。
S&P500スイングトレード。
終値でギリギリ5日線を割ったけど微妙に向きは斜め上。上昇トレンドだったら我慢してホールドしてると思うけど、戻り高値局面なことを考えると残りのポジション全て閉じたほうがいいかな。。
とりあえずよりで1/3は売ります。残り1/3は様子見— Hagiwara (@tcp_kp) April 15, 2020
S&P500スイングトレード。
残り1/3も利確。戻り局面なのは間違いないので無理しない。利確千金。— Hagiwara (@tcp_kp) April 16, 2020
そしたら、木曜日夜のNY市場終了後におはぎゃああですよ。
ギリアドの治療薬が新型コロナに効くと報じられたり、トランプさんが経済活動再開の方針を示したりしたからです。
で、このGUは本物なのか?昨日スイングポジションは全部閉じたのだけど、飛びついていいですか?だめですか?トランプさん教えて
— Hagiwara (@tcp_kp) April 16, 2020
私がマイルールを破るときはいつもこんな時です。
勝手に怖がって売って、翌日上昇。私の感情が勝手に意思決定していい結果が出た試しはありません。私が売却した水曜日と木曜日、S&P500の5日線は上向きでしたよ。。
コロナショックで1ヶ月半近くスイングトレードをお休みしていたことが原因でしょうか。ルールを忘れてしまっていたようです。
ただ、先週の日記で書いた通り、戻り高値を目指した局面では利確千金で十分OKという考えでもいいのでは?考えていたので、そこまで後悔はないです。S&P500が半値戻し達成したので戻り高値の天井かな?という読みもありましたし。。言い訳ですね。
話を言い訳から反省に戻します。マイルールより一部抜粋してみると、
一概に言語化が難しいのですが、株価の値動きは下記のような特徴を持っているのではないかと浅はかな経験ながら思っています。
- トレンドは少なくとも1~2週間は続く
- トレンド転換は「転換したな」と思わないと転換しない
- 十分に下落しないと十分に上昇しない
このざっくりした感覚は”相場感”というやつなのでしょう。
「転換したな」と誰しもが思う下落じゃないと、上昇って終わらないんですよね。つまり、明確に5日線を割らないと上昇終了とは言えません。
売る条件に形容詞を1つ追加する必要がありそうです。
- MACDがDCしそう(した)状態で
- 上向きではない5日線を明確に割ったら
- 十分下がってからの上昇の場合は、エリオット波動にならい2回ほどは押し目が入るので場合によっては一部利確
あとは、東京時間での弱さにビビらないこと。
これもルールに追加ですね。1回目と2回目の利確は百歩譲っていいとしても、3回目の利確を2回目と同じ日に行ってしまったは明らかな思考停止、感情によるトレードでした。
米国株は明確に5日線を割らないと下落しないのだから、5日線と攻防している段階は握力を強めないといけないのでしょう。
早速スイングトレードVer2.1を作れそうです。
- 東京時間の勝手な強気弱気は無視する
- 明確に5日線を割って初めて売却する、5日線と攻防しているときは我慢
- 週末に自分のルールを見返す
新居への引っ越しが終わったら更新したいと思います。
反撃
ただ、やられてばかりでは終わらないのが私。
まさかのルール無視してド転買いです。
スイング、ナス100に鞍替えして買い
— Hagiwara (@tcp_kp) April 17, 2020
ナスダック100に鞍替えした理由は、ナスダック100の銘柄たちのコロナへの影響が限定的で、相対的にS&P500より強いからです。エネルギーや金融に足を引っ張られずにすみますからね。
S&P500でしかトレードしない、とマイルールには定義していますが、ナスダック100との併用はルールに追加してもいいのかなと思っています。ダウと違って特徴が明確ですし。S&P500との使い分けはアリだと思います。今回はお試しということで。
そして、もう1つのルール無視のド転買いの理由ですが、NY市場終了後の時間外での上昇が、空気を一転するように感じられたからです。一転とは戻り高値を目指す相場から、経済再開に向けた上昇トレンド、全戻しへの挑戦への転換です。
跳ね返された壁をギャップアップで飛び越える、トレンド変換時によくあるケースが今回の時間外GUかなと思いました。
ポジポジ病かもしれませんが、私の相場観を信じてみたくて買いました。1単元ですが。
<1545 (NEXT FUNDS)NASDAQ-100(R)連動型上場投信>
今後の戦略
来週はナスダック100の精鋭たちを信じるしかないですね。もう1,2段ぐらいは上昇してほしい。じゃないと確実に損切りになってしまうポジションです。
でも後悔はないです。このトレンド転換の相場観に賭けてみたいです。
さて、もう1つの課題である、前回の日記である4/6週の日記で書いた、下落トレンド時の利確についてです。
具体的には、「下落トレンド時の上昇≠上昇トレンド時の上昇」ということを抑えておく必要があると考えています。
下落のスピードは一瞬です。1日で1週間分の上昇を帳消しにするなんて朝飯前のはずです。
このように考えていくと小まめな利確というのが大事になってきます。
ということで、今のルールにはないですが、下落トレンド時は評価益が5%越えたら半分利確、みないなルールを追加してもいいのかなと思っています。
こういうルールがないと損切り貧乏になりかねない。
色々反省分を書いてきましたが、全部利確した経験を持ってしても、思うのは下落トレンド時の利確の考え方はあながち間違いではないのかなということです。
ただし、利確は半分まで。残りの半々はマイルール通りにトレードする。
これだけでも下落トレンド時のリスクを低減させることができるのではないでしょうか。
このルールはVer2.1にはまだ追加せず、もう少し走りながら精査していきたいと思います。