2022/01/17

ポートフォリオ内でちょっとしたリバランスをすることにしました。
長期保有銘柄の部分売却は初めてかもしれません。
QQQを一部売却し、その資金で好決算を発表したマイクロソフトとアップルを買う予定です。買い付け時期は未定。
売却するQQQは特定口座分のみでNISA分は引き続き保有し続けます。
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業績相場への移行
売却することに決めた理由はいくつかありますが、一番の理由はQQQに割高なグロース銘柄が含まれているためです。テスラとかテスラとか。
現在の株式市場はテーパリングの開始時期に神経を尖らせている状況かと思います。
特にコロナショック後の金融緩和の恩恵を受けてきた銘柄たちです。さすがにこの異次元の金融相場で株高の恩恵を受けた銘柄たちは今後のパフォーマンスは今まで通りとはいかないはずです。
しかも、今回の金融相場が今までの金融相場と訳が違いました。
それは、FRBの金融緩和だけでなく、政府による現金給付も行われたこと。そして、その給付金の使い道がコロナ禍の自粛によって消費ではなく株式にお金が回ったこと。
この2つによって、テーマ性を持った銘柄たちがこの1年で踊り狂いました。
このバブルはテーパリングによる正常化によってはじけ飛ぶ可能性は十分にあると思っています。
そして、私の保有銘柄の中でこの流れを唯一食らいそうなのがQQQなのです。
テスラのやろう。なんだよPER670倍って。
QQQ≒GAFAMなら良いのです。好業績という裏付けがあるから。
でも、裏付けがない銘柄がQQQの上位に来ているのなら話は変わってきます。
それならば保有前提が変わったQQQは売却し、前提が変わっていないGAFAM個別に資金を振り分けようかなという決断です。自社株買いも聞いてくるでしょうし、好業績には資金もいずれ集まってくるはずです。
ただし、QQQは長期で多大なリターンを生み出してくれと信じているので、一部売却という結論になりました。せっかく長期で保有するなら少しぐらいキャピタルゲインも狙いたいですよ。
投資戦略の変更
QQQを売却する理由は他にもいくつかあります。
- 値上がり益期待は今後はスイングトレードで行う(予算を多く振っています)
- 長期投資対象は含み益が減ることも暖かく見守ってあげないといけないので、含み益よりは安定成長と潤沢なフリーキャッシュフリー、ほどほどの期待値、連続増配、配当利回りに拘りたい
- チャートが怖い形
現在ミネルヴィニ流を学ぶために絶賛勉強中なのですが、ミネルヴィニの「株式トレード基本と原理」に出会ったことで値上がり益期待のトレードを真剣にやろうという思いが強くなってきています。であるならば長期投資ではやらなくてもいいかなと。
そして一方で長期投資対象の銘柄の暴落リスクはできる限り小さくしたいなと。長期投資の主目的はあくまでインカムゲインの獲得なので。
最後の理由がテクニカル。なんか個人的にはQQQ、落ちるとこまで落ちるんじゃないのかなと思っています。
ただし、期待を裏切らないナスダック100。ここから上昇してくれても全然大丈夫です。ポジションを全て手仕舞ったわけではないので。
あくまで安心してホールドできる状態にしただけです。長期保有銘柄15種のうち、下落時に唯一安心できないのがQQQですので。
QQQはポートフォリオの10%を占めていたので、これを5%にしてメンタルが落ち着くなら良い売買なのではないでしょうか。
株式トレード 基本と原則 /パンロ-リング/マーク・ミネルヴィニ