2021/02/26

投資クラスタ界隈ではバブルと言われている昨今。
ポートフォリオを見直すとしたら株高の今かなと思い、検討した結果、現在運用しているポートフォリオを構成する19種のうちシスコシステムズ(CSCO)を売却することにしました。
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理由①:次世代のディフェンシブ銘柄にはまだまだなれないだろう
30年以上保有し続けることができる、と思った銘柄で構成したい長期投資のポートフォリオ。
その30%を占めるハイテクセクターに所属する銘柄には、「次世代のディフェンシブ」を担って欲しいという願いがあります。
なので、ハイテクセクターを構成する銘柄にも「~ショック」時は総崩れしないで欲しい、という期待があります。
シスコシステムズは近年、ソフトウェア販売のサブスクリプションの比率が上げていきます、5GをやAIへの投資を増やしていきます、と宣言はしており、アップルやアドビのように変貌してくれると期待していました。
ただし、それはまだまだ時間がかかりそう、といのが現状。
そして、現状の売上の大部分はネットワーク機器等のレガシー製品の販売ということもあって、設備投資の自粛を課せられたコロナ禍では業績が振るわず。
コロナショックという踏み絵を行った結果、脆さが分かったという形です。
脆さ、とは語弊がありますね。営業利益率もCFも申し分ないのですが、期待値に届いていない、という感じでしょうか。
顧客の設備投資次第のビジネスであるならば、今後来たるなんちゃらショックでも同様の状態が起こってしまうのではと想像してしまいます。
理由②:グロース枠なのに値上がり率が相対的に悪い
そしてもう1つの売却理由が私のポートフォリオ上はハイテクセクター所属でありながら、バリューのような動きをしてしまっているということ。
バリュー扱いであるならばHDVやVYMに任せたいな、と。
5G関係もバフェットお墨付き(?)のベライゾンに任せればいいかなと。
※ビザもガタついてしまいましたが、外出自粛はやむ無しかな、ということと、アフターコロナで消費はさすがに戻すでしょう、という思いはあったので無視。
まとめと今後
ハイテクセクターでありながら高配当というところに魅力を感じていましたが、高配当の方が魅力であるならばその役割はバリューチームに任せましょう。
という判断でCSCOは本日売却します。
保有銘柄も19種から18種になり、米国個別株に限って言えば10種というキリのいい数字となったこともあって、新規で銘柄を追加するということは今のところ考えていないです。
CSCOが持っていた投資枠(ポートフォリオの3%)をどこに分配するかは検討中です。
東京エレクトロンには1or2%振って、残りをQQQかな~、という感じです。