平凡な平成生まれが経済的自由を目指すブログ

”お金”の奴隷にならないように、学校では教えてくれない”お金”について学び、実践するブログです。今は米国株への長期投資を中心に勉強中です。2019年から1児のパパになり、現在マイホーム建設中。

米国株への長期投資は暴落を経験した方が累積リターンが高い

time 2020/03/15

米国株への長期投資は暴落を経験した方が累積リターンが高い

2020年3月、新型コロナがコロナショックという名で株式市場を襲っています。

ここ数年は結果として下がったら買えば良いんでしょと思ってしまうぐらいの楽観相場が続いてきたこともあって、今回の下落はなかなかの打撃を市場参加者に与えてしまっています。

もちろん私も大きな打撃を受けています。含み益ってやっぱり幻なんだなあと物思いにふけっているところです。

ですが、ただ下がる株価や口座状況を眺めていても勿体ないです。それなら本でも読んでいた方がいいだろうということで、自分の拠り所に戻る意味でシーゲル教授の本を改めて読むことにしました。

やはりジェレミー・シーゲル教授の『株式投資の未来』と『株式投資』は私にとっての心の安定剤です。自分の信念を貫けそうです。

この本に出会えて本当に良かった改めて思いました。

 

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暴落が累積リターンを押し上げる

株式投資の未来』を手に取ってすぐ開いたページがこの図です(誤植だよね、、?)。

出典:株式投資の未来 第10章

大恐慌が起こる直前の高値でS&P500に1,000ドルに投資して配当再投資をし続けた場合のトータルリターンと、大恐慌がなかった場合をシミュレーションして計算したS&P500のトータルリターンを比較すると、大恐慌を経験したほうが60%近くリターンが良いのです。

大恐慌がなかった場合は失業率が低いままだしボーナスも削られないし株価も安定で、一見最高の経済状況のようにも見えますが、長期投資家にとっては現実の方が良いというお話です。

その理由はこちら。

投資期間を長くとり、配当を再投資する投資家にとって、下落相場はさほど打撃とならないだけでなく、この時期を通過することで、かえって財産が増える。市場全体が下落する局面ではたいてい、配当が減少する以上に株価が大幅に下落する。そうなれば、配当利回りが上昇する。配当利回りが上昇すれば、リターンもいずれ上昇する。

出典:株式投資の未来 第10章

S&P500や期待されていないのに増益率が高くて配当を出し続ける優良企業の株を長期保有して配当再投資をし続けるのであれば、今回コロナショックのような暴落は長期の累積リターンを高めるチャンスということです。

なぜなら、上記のような銘柄は暴落期間中に「株価の下落率>配当の下落率」のようになって配当利回りが上昇するからです。

絶好の買い場があるかないかがリターンの差に繋がっているようです。

 

言うは易く行うは難し

重要なポイントは配当再投資のタイミングを見計らう必要がないということです。淡々と機械的に買えばいいのです。

以上の分析から、次の大切な教訓を読み取ることができる。相場の変動は、投資家心理にはこたえるが、長期投資家には、利益をもたらす。

タイミングを見計らう必要はなく、ただ配当を再投資するだけで実現できる利益だ。下落相場といえば、投資家が耐えた痛みの逸話ばかり語られるが、それだけではない。この局面を通過してはじめて、配当を再投資する投資家は、リターン急上昇の醍醐味を味わえる。

出典:株式投資の未来 第10章

ただ、実行が一番難しい。

私は今回の暴落を受けてようやくこの難しさにに気づけました。

だって暴落中のスケベ買いって一瞬で無にされてしまうんですもん。買った翌日にマイナス10%って。。貴重な経験でした。

 

そうなんです。暴落ってどのくらい下がるのか、そしていつ落ち着くのか分からないんです。ゴールまでの距離が分からないマラソンをしているようなものです。

42.195kmのマラソンだと思って頑張って走ってついに42.195kmに到着したら「まだゴールではありませんよ」と言われる感じなのでしょうか。

マラソンでいうところの「体力」を株式市場でいう「資金力」に置き換えて想像してみると恐ろしいです。資金が尽きても株価はダラダラ下がり続ける可能性が十分にあるのです。リーマンショックがそうだったようで。想像しただけでゾッとします。

 

シーゲル教授もこの点についてはサラッと触れています。先ほど引用した文章を再掲します。

以上の分析から、次の大切な教訓を読み取ることができる。相場の変動は、投資家心理にはこたえるが、長期投資家には、利益をもたらす。

出典:株式投資の未来 第10章

 

ただ、嬉しいことにシーゲル教授は配当を機械的に再投資するだけでも十分な累積リターンを上げれると言っています。

少額でいいので、定期的にコツコツ買えばいいのです。

スケベ心で「ここが底だ!」なんて決めつけて買わなくていいのです。

資金が尽きない程度にコツコツです。月1,2回も買えば十分でしょうか。

退場せずに市場に残り続けさえすれば後に膨大なリターンを得ることが出来るのですから、生き残れるぐらい、買っていることが気にならないぐらいの額で買うだけでもいいと思います。

投資家心理にはこたえますが、気絶しながらコツコツ買っていきたいと思います。

 

暴落を経験しないと長期投資家を名乗れない?

シーゲル教授の『株式投資の未来』と『株式投資』を読むと、一見誰でも長期投資家になって億万長者になれそうに思えます。

それでも億万長者になれるのはほんの一握りであることを考えると、やはり参入障壁が高いのでしょう。

そしてその参入障壁というのが「株価大暴落を経験したかどうか」なのでしょうか。

つまり、暴落中のコツコツ買いができて初めて長期投資家を名乗れるのでしょうか。そんな気がします。

参入障壁が高い分、乗り越えた時の恩恵はすごいんだろうな。楽しみ。

 

私はリーマンショックを経験していないので、今回のコロナショックで暴落童貞を卒業したことになりました。

私は漫画「進撃の巨人」が大好きなので、こんなツイートをしてみました。

生き延びて一皮むけたいですね。

 

 

 

 

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ハギワラ

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ハギワラと申します。 都内在住で普通のサラリーマンをやっています。 子供のころからお金のことを考えるのが好きでした。 趣味は読書、サッカー。

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