2021/02/23

米国個別株への長期投資対象は10種類に絞ろうとと考えていますが、まだその10種を決めきれていません。
今回はようやくその空いている内の1枠を【PM:フィリップ モリス インターナショナル】に決めましたので、その決断の経緯を書きます。
尚、決算資料の分析等は他のブログにお任せします笑。当ブログは意思決定のプロセスにこだわっております(言い訳)
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理由①:PFに超高配当がいないから
目標とする全体のポートフォリオのうち、60%をETF、10%をREITにしようとしているため、全資産に対して3%程度の配当利回りは堅いかなあと思っていはいるものの、全体の20%となる米国個別株への投資先を見ると配当利回りが3%を下回る銘柄が半分以上いるため、米国個別株PF内の配当利回りを高めたいなあと思っておりました。
そこで候補に上がった超高配当銘柄がタバコ株と通信株。
ただ、通信株については近しい銘柄としてシスコシステムズに既に投資しているのと、この通信株は高配当ではあるものの、利益成長がそこまで期待できないことから二の足を踏んでいる状況でした。
タバコ株はシーゲル銘柄であり、高配当増配銘柄へ投資する米株投資家のほとんどの方がタバコ株へ投資しています。
晴れてシーゲル一派に加わった身としては、例えタバコが嫌いでも投資すうるしかないのかなと思いました笑。
理由②:プライドを捨てたから
理由①で少し触れましたが、プライドと投資は別物であると考えを改めたため、PMへの投資を決断しました。
私のプライドというのは、「タバコを応援してたまるか」です。
少し毒を吐かせていただきますが、私はタバコほど生産性の無いものは無いと思っています。なぜなら
- 臭い
- 金をむしり取る
- 健康によくない
- 医療費という点から将来の金をむしり取る
- クサイ
からです。”くさい”というワードが2回でるぐらい潔癖なのかもしれませんが、我慢はできなくはなく辛うじて雀荘に行けるぐらいの嫌いさではあります。
周りの人を不快にさせるばかりではなく、金銭面で将来の自分の首を絞める役割を果たしてくれれるタバコ、吸う理由が見当たりません。
頑張って理由を上げるならコミュニケーションツールとしての活用でしょうか。
上司がタバコ、彼氏がタバコ、、タバコでしかコミュニケーション取れないってどうなのよ。。
でもよくよく考えると私はコーラ飲まないのにコカコーラに投資していますし、マクドナルドにも全然行かないのにマクドナルドに投資しています。オムツはP&Gのパンパースですが。
「自分はいったい何に拘っているんだ?」と、自分の好き嫌いと投資は別物と思った所以でした。
もちろん投資先を応援できるに越したことは無いです。長期保有の場合は確実に握力がアップすると思います。ただ、「投資先に恋するな」という格言がある通り、信頼という名の放置はよくないですけどね、これは自分に言い聞かせています。
理由③:タバコ株の安定した業績、株主還元
さすが生活必需品、さすがシーゲル銘柄。利益率もフリーキャッシュフロー配当利回りも増配率も素敵。
詳細は他のサイトを参照していただきたいのですが(笑)、こんなに素晴らしいとは。
販売個数が減少しても値上げで売上高は維持できる。設備投資もそんなにいらない。参入障壁もある。お金を生み続けるマシーンですね。
理由④:米株なのに訴訟リスクがない
銘柄選定にあたってはもちろんアルトリアグループ、ブリティッシュアメリカンタバコとの比較も行いました。
しかし、下記の点からフィリップモリスにしました。
- 米国の会社がいい → BTI除外
- 米国は訴訟大国 → MO除外
単純です。笑
まとめ
シーゲル一派なら【PM】投資すべき銘柄なのでしょう。笑
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配当の重要性について学んだ記事です。シーゲル教授によると、株式の累計リターンの97%は配当によって生み出されたとのこと。配当利回り、増配率は重要な指標ですね。
米株10種を決めて長期運用したくなったので始めました。まだ2銘柄決まっていませんが、候補は出そろい現在最終審査中です。