2022/01/17

ハギワラ米株10種を構築して運用を始めることにしましたが、シーゲル派閥に加入したはずなのに、ハイテクの夢は捨てたくないと思ってしまっています。例え配当がなくても、成長の罠がが潜んでいようとも、です。。
具体的にはハギワラ米株10種のうち、成長株のセールスフォースとエヌビディアへ長期投資するか悩んでいます(アマゾンは置いといて)。
本当に30年以上保有できるのか、覚悟があるのか自問自答してみました。
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よく聞くグロース株の特徴
大きく2つをあると認識しています。
1つ目は無配であること。
グロース株は右肩上がりの高成長をし続けるために、利益を更なる成長のために投資しているので、成長時期に利益を株主に還元する傾向にはありません。
逆に、ちびちび配当を出して手数料をとられるよりは、値上がり益として将来に一括で株主には還元したほうが株主思いだという考え方もあります。
バフェットのバークシャーハサウェイもその思想のため配当が0円です。
そして、もう一つの特徴が株価の動きがジェットコースターであること。
グロース株は将来の好業績を期待して先回りで買われることがほとんどなので、高PERになりがちです。AmazonなんてPER80倍です。だから期待を上回れなかったときなんかは、すごい勢いで売られれます。
更に配当がないから、下落時の配当クッションも聞かず、さらに売られます。
上昇トレンドでは元気よく上昇するが、景気後退時も元気がよい。
つまりメンタルがやられる投資先です。景気後退期になんかは特にメンタルがやられると思います。
大袈裟ですが、下記はナスダックのリーマンショック時のチャートです。株価が半分以下になっています。恐ろしすぎる。。
当たり前ですが、成長が止まったら終了
当たり前ですが成長株投資は成長が終わったら終了です。
つまり、成長株への投資は時間軸の話ではない。
今更感がすごいですが、ハギワラ米株10種の構築に目がいきすぎて、当たり前のことを見落としてしまっていたようです。
決算をチェックし、成長が止まったら売却。成長株はこれが全てではないでしょうか。よって、長期で投資するものじゃない。
逆に成長株に長期投資するなら、30年後の当たり前を作るぐらいの銘柄じゃないと長期投資はできないです。ただ、というかたぶん、30年間グロースし続けられるグロース株はないのではないでしょうか。もしそのような銘柄があればそれはニューノーマル?将来の当たり前を作っているということなのではないでしょうか。
ポートフォリオに含めるには将来のプラットフォーム、じゃぶじゃぶキャッシュを生み続ける銘柄であることが必須条件です。
セールスフォースはビッグデータ、AI、サブスクリプションの流れを受けて成長し続けるでしょうが、30年間保有し続けれる自信はありません。景気後退期の値下がり地獄の時に、配当をもらえない銘柄を保有し続けることはメンタル的にきついです。いくら好業績でも。
ただ、CRMは大変魅力的な領域です。なぜなら顧客データ(コールセンターのログや得意先情報)はどの業界でも社外のビッグデータ蓄積として最もチャレンジしやすいから。これからの引き合いは多いでしょう。
よって、結論としてはセールスフォースは成長が止まるまで保有しますが、30年保有し続ける訳ではないことを決断しました。エヌビディアも同様です。こっちはがっつり含み損中で売り時を逃しましたが。。半導体は1つは持っておきたい。。
そして、ハギワラ米株10種のうちの10%はグロース株投資枠にすることにしました。毎年割安銘柄を買うダウの犬戦略に近い感じです。
だからこんな感じを目指していく。