2021/02/26

米国株を知ってしまうと日本株が見劣りしてしまうのは分かっています。
それでも日本株への投資は止められないので見直しを行います。
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日本株PFの見直しを決断した経緯
営業利益率が20〜30%台でキャッシュフローが潤沢。そして連続増配中で高配当利回り。そんな銘柄は日本市場にいません。長期投資を勉強すればするほど、そしてシーゲル教授を知れば知るほど米国株に軸足を移してしまうのは仕方のないことだと思います。
ただ、日本人である以上日本株の動きが気にならないのか?と言われると否定できません。東証の動きは私のサラリーマン生活の憩いの時間としてかかせません。
そこで私は長期投資のうち10%は日本株に割り当てようとしています。年金が全てドルなのもどうかと思いますので一部は円で受け取っておきたいなと。
そして、米国個別株のポートフォリオを見直している最中、「日本株もこのぐらい考えないとだめなのでは?」と思ってきました。
先日、10月末時点で資産の棚卸を行いましたが、日本株が今後上昇する可能性があることを考えるとポートフォリオの構成の見直しをしてもよいのかなと思ってきました。
特にPERの重視。日本株はそこまで重視していませんでした。米国株ばかりに目がいっていたからです、と言い訳しておきます。
ポートフォリオ変更のイメージ
この長期PFのうち、この箇所の見直しを進めていきます。
中身はこんな感じ。景気敏感株が多いです。
そして、これらの予想配当利回りと予想PERは下記。
これを見るとファナックのPER高え。さすが日経平均株価操縦用御三家。
そんな中何を見直したいかというと、まずは新興国株ETF。
VNM(ヴァンエックベクトル ベトナムETF)は配当利回りが0.73%、経費率が0.64%。
EPI(ウィズダムツリーインド株収益ファンド)は配当利回りが2.09%、経費率が0.84%。
ベトナムについては配当が経費で相殺されてしまう。値上がり益しか恩恵ない。長期投資で持つものじゃないですね。さすが非シーゲル銘柄。この子達はあくまでスイング。長期投資から外します。
上記の前提で、まずは日本株PFを構成する銘柄数を決めたいと思います。今は6種類、新興国株ETFを含めて8種類。
長期PFのうち10%しか割り当てられていないため分散し過ぎも良くないかなと思っています。
6でもいいけどあまり分散が効かないから8かな?
まだ結論を出すつもりはないですがとりあえず色々調べて考えて決めます。
IN/OUTの候補は下記。
OUT;ファナック、インド、ベトナム、
ファナックは予想配当利回りと予想PERを見て即決。
INの候補か下記のリストです。
もっと大型の高配当株が欲しく、三菱商事を第一候補としています。
あとはディフェンシブを1つ2つ加えたいところ。ただ米株ほどの高い営業利益率、増配、配当利回りの銘柄はありません。その中でも候補を挙げるとすれば花王なのでしょうか。さすがに資生堂は上がりすぎかな。
第四次産業革命の恩恵は
日本株の銘柄選定はシーゲル教授に出会う前に行いました。第四次産業革命を見据えて選定をしました。
ただ、その後にシーゲル教授と出会って「成長の罠」について学び、投資対象は徐々に絞ってきています。
絞っているときも「日本企業も産業革命の恩恵を受ける!」と思っていましたが、本業で色々な人と意見交換していくうちに「あれ、日本って今後、半導体以外もやられる?」と思ってきてしまいました。もちろん中国に。
習さんガチです。やばい。中国が力を入れているロボディクス系は日本まずいかも。
そう考えるとファナックは怖い。非常に強い。中国の売上比率も高いし。次点でコマツ。東京エレクトロンも危ないかも。
日経平均のチャート
最後に週足と月足のチャートを見てみます。
週足を見ると10月2週目の窓開けブレイクの勢いのまま24,000円挑戦か?というチャートに見えますね。
月足の移動平均線を見るとココから下落トレンドに落ちる気がしません笑。
楽観的にかが得ると今が仕込み時なのかもしれません。
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