2022/01/17

投資を早く始めたというメリットを活かすために、少しばかりリスクを取ってリターンを増やしてその資金を将来の個人年金のためのキャッシュマシーンを強くするべく、今後はキャピタルゲインも狙っていくことにしました。
この狙いを実現するために今のポートフォリオを一生保有し続けるコアPFと、キャピタルゲインを狙う中期スイングトレードに分けることにしました。
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Contents
コアPF
コアPFでは、下記を念頭に置いて銘柄を選定しました。
- 投資期間は永久、企業の一部を保有する感覚で保有
- 将来の個人年金捻出のためのキャッシュマシーンなので重要な指標は配当利回り、増配率、配当性向
- そして、配当捻出のために売上高、営業利益、営業CF、フリーCFはしっかり監視する
そして熟考して検討した結果、永久的に保有し続ける銘柄は米国ETF5種、米国個別10種にすることにしました。
この15種であれば暴落時も楽しめると思っています。この15種の中で暴落経験がないのは新参者のABBVだけですが、まあ大丈夫でしょう笑。
この15種は大きく3つでグルーピングして運用していきます。
- ハイテク:
- グロース:QQQ
- 次世代生活必需品:MSFT、AAPL、V ※子グループ名は勝手に命名
- ディフェンシブ:
- ヘルスケア:VHT、JNJ、MDT、ABBV
- 生活必需品:VDC、PG、PM
- 一般消費財:MCD
- 高配当:
- 通信:VZ
- シクリカル:VYM、HDV
万年割高感があって中途半端なKOを切り、代わりにシーゲル銘柄で増配率、配当利回りが共にグッドなABBVを追加しました。ヒュミラリスクはあるものの、これは前々から分かっていたことなので経営陣もしっかり対策を打ってくれていると信じています。
過去のリターンを見るとヘルスケアの安定度は群を抜いているので銘柄数を「ヘルスケア>生活費需品」にしたいなとコソコソと企んでいたので、ついに決断した形です。
永久保有なのでグロース株は持ちたくはなかったのですが、QQQだけは別格かなと。こいつを持たないと次のGAFAを保有できないどころか、市場平均をずっとアンダーパフォームする可能性があるので。。
ただし、MSFT、AAPL、Vについては、私はグロースの位置づけで見ていません。この3社は今までのザ・ハイテクとは違って、絶えずキャッシュを生み続ける次世代の生活必需品銘柄だと思っています(他にもマスターカードとかペイパル、グーグル等もその認識ですが)。コロナショックを受けてそのように確信しました(ビザはダメージ受けていますが・・)。
この3社は配当にも力を入れ始めてきているので、次世代の配当貴族銘柄という認識でもありますしね。
目標比率は下図のように、ハイテク:ディフェンシブ:高配当=25:50:25としています。
ただし、半分はETFで占める予定ですので、各ETFの目標保有比率は10%、個別が5%です。
前々から保有銘柄数が多くて分散効果が無いことを懸念していたので、そういう意味でも15種に絞れてホッとしている部分があります。これなら最低でも5%は保有するので。
日本株が消えてしまいましたが仕方なし。でもこれはかシーゲル流の門下に入った時から決まっていたのかもしれません。
中期スイング
年金を捻出するためのキャッシュマシーンだと言っても、1000万にも満たない額で運用していては、貰える配当はごくわずかです。
この投資スタイルはあくまでゆっくりとお金持ちになることを主眼に置いています。
ただし、私はまだ若い。もう少しリスクを取ってもいいのではないかと考え、中期のスイングトレードを開始することにしました。
中期でのスイングトレードの概略と狙いは下記の通りです。
- 数ヶ月~数年の中期投資
- キャピタルゲイン狙い
- 大きなトレンドを意識する
今波乗りしようとしている大きなトレンドは景気循環サイクルと半導体のシリコンサイクルです。
景気循環は金利と株価の関係を調べることでなんとなく把握できるようになったサイクルで、このサイクルを知ったことで中期のスイングトレードを行いたいと思うようになりました。
この循環に乗る形でエクソンモービル、シェブロンを買いました。
そして、この景気循環を意識したサイクル投資の位置づけに、今まで保有してきた三菱商事と日本高配当50ETFを加えています。
三菱商事は今後来るインフレの恩恵を受けれるだろうと。
日本高配当50ETFの上位は銀行株と卸株で占められています。つまり、長短金利差拡大とインフレの恩恵を受けれるだろうと。
エクソンモービル、シェブロン、三菱商事、日本高配当50ETFは高配当でもあります。インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙える銘柄として中期投資のもってこいの銘柄だと踏んでいます。アフターコロナ相場が来るならそのタイミングで売り切ることも考えています。
そして、中期のスイングトレードとしてもう1つの乗っかりたいトレンドが半導体です。
通常、半導体産業の景気循環のことを指すシリコンサイクルはだいたい4年周期程度と言われていますが、今は第4次産業革命の真っただ中と捉えてシリコンサイクルはスーパーサイクルに入ったなんても言われています。
ビッグデータを皮切りにAI、IoT、EV、自動運転。。
これらの基盤を担う半導体は今後も多くの需要が見込まれると言われています。
馬車が車に変わったように、今の生活も劇的に変わる、この時代の節目に投資したいな。もしかしたら数年の投資で終わらないかもしれませんが、それならそれでOKです。リターンが増えれば全然OKです。
その投資先として東京エレクトロンとSOXLの2つを選んでいます。
SOXLを選んだ理由は個別で投資するのが単純に難しいからです。ASMLやAMATを買えば間違いないのかもしれませんが、半導体は結構な設備投資を必要とするので投資判断次第では利益圧迫に繋がってしまいます。ASMLも今ではEUVで競合無しの独占状態ですが、こいつを製品化するまでいくら研究開発費をつぎ込んだことか・・。
それなら、まとめて買いたいなと。どうせ市場全体が伸びるんだから。そしてそれをレバレッジで買う。w¥時間分散です。
ではなぜ個別の東京エレクトロンを保有しているのか。それは東京エレクトロンが装置を売っているからです。この装置はインテル等の最終製品製造先やTSMCのようなファウンドリーに納品されます。つまり、装置を作っている会社は半導体のETFのような存在でもあるのです。
そして何より東京エレクトロンは日本株です。配当利回りもいい感じです。
当分はこの2つを応援したいなと考えています。
コアPFと中期スイングの関係性
コアPFで15種、中期スイングで6種。計21種で現在運用しています。
理想の理想は、中期スイングは天井で利確し、下がり始めたときにキャッシュ比率多めで、その資金でコアPFの銘柄を喜んで買う、です。
できっこないですが、できる限りこの理想の近ずけるように頑張りたいと思います。
FRBと金利の動向を追えばシグナルは得られると思うんだけどな。。
21種で考えると分散があまり効いていないようにも思えるので、もしかしたら少し減らすかもしれません。XOMやCVXどちらかにするか、キャピタルゲイン狙いならSOXLだけでもでもいいのではないか(極論)等。
中期のスイングトレードは暴落は避けていち早くキャッシュ化することが前提です。欲張らずに、ポジポジ病にならずに、できる限り安く買って高く売りたいものです。
ようやく投資の醍醐味みたいなことにチャレンジできると思ってワクワクしています。