2022/01/17

コロナは我々の常識を超えたようです。
もう二番底は来ないのだ。
株価はみんなが思った方向と逆の方向に動く。
みんなが二番底が来ると思って、二番底が来ることを見越したポジションを取れば、そりゃ下がらない。
市場に潤沢に出回っているお金やstay homeも株価上昇に拍車をかけている。
アルゴリズムの躍動も一方方向への行き過ぎた値動きを助長しているのだろう。
消費しないならお金をどこに使うか。手軽に買える株が最有力だろう。
FRBは金融緩和ではコロナを治せないなんて揶揄されていたが、株価だけはしっかり治したようだ。
トランプもさぞかし安堵していることだろう。あとは中国を叩けば中間選挙は勝てると。
ああ、もう株価は買えないんだ。。
—
二番底が来ない悔しさのためか、拗ねてたら口調は変わってしまいました。
さて、私は二番底をめちゃくちゃ待っています。
しかし、待てど暮らせど二番底がやってこない。
キャッシュ比率は5月末時点でついに40%を超えてしまいました。
コロナショック前もそのくらいあったので、まあ、ナスダックと株価チャートと逆相関にあっていいなあとは思ってはいますが。
実体経済と乖離しすぎ。おかしい!
でも様々な要因を織り込んで形成されるのが株価なので受け入れるしかない。
さて、でもこの状況で買いたくない。どうするか。
サテライト口座で買いましょう。
自分のメンタルが満足するまで。
上昇下落の恩恵をもっと受けたい!
長期投資だと売買しないので、株価が上昇するのを指をくわえて見ている感じになってしまいます。
実際は資産が増えているのですが、今の生活に恩恵がない。
そんなことで今年から本格的に再開したスイングトレード。
でも前回の日記で書いたように、マイルール的には現在は休憩のステータスです。
マイルール上、ステータスが「休憩」の時は、最後のすかしっぺ的な上昇が来ている時です。休憩としているのはすかしっぺ的上昇後に大きな下落が来る可能性が高いからです。これは過去のS&P500のチャートから導いた私なりのマイルールです。
しかし、S&P500は私の研究成果を無視して上にブレイク。休憩が本物の上昇に。
5/18のGUが流れをかえ、5/26のGUで200日線タッチ、翌日に下ヒゲで5日線を反発し200日線越え。
ここまでしっかり注視して株価を見ていればトレンドの変化を読めたのに。。とは言いません。過去のチャート見れば簡単に見えてしまうものです。
実際ここ2週間ぐらいはずっと「まだ上がるのかよ」という感じで見てたと思います。これがスイングの難しいところ。上手に波乗りするには感情を殺さないといけない。
さて、何を言いたいのかといいますと、私は買いました。
スイング、内緒ですけど実はこの需給情報を見て我慢できずに買わせて頂きました。。
— Hagiwara (@tcp_kp) June 2, 2020
色々な需給情報を鑑みて、またしてもマイルールを無視して買わせていただきました。
なぜならコロナは今までの常識を覆しているから。
マイクロソフトのナデラCEOは2ヶ月で2年分のデジタルトランスフォーメーションが起きたと言ったように、株価の値動きも変わってしまったのです(言い訳)。
本音は上昇するのが分かっているのに指をくわえて見ているのが嫌だったから。
私の証券口座の総資産は下記のようなコア・サテライト戦略で運用されています(ジュニアNISAをコアの中のコアに配置してみました)。
せっかくのサテライトのスイングトレード口座、捌け口として利用してもいいじゃないか。と自分とマイルールに相談し、買いに至りました。
もっとフレキシビルに使おうぜと(こうやって損していくのですがね。)
しかし、いざポジションを持ってみるとビビってしまいます。
チキンな私。前月同様すぐ半分売りました。何度やっても学習しない。同じこと繰り返す。これが株の醍醐味。
だって恐いんだもん。過去のS&P500は私だ定める「休憩」ステータス中の上昇後に大きな下落が来るのが常でした。こんな場面なのに上がりきったところで買いたくないよ(錯乱)。
ということで売ってしまいましたが、3.5%ぐらい取れたので満足。半分利確すると握力は強まるのです。
残りはしっかり、明確に5日線を割るまでホールドしたいと思います。
そして、サテライト的に購入したことで、私の二番底待ち病は緩和の一途を辿っているようです。
これは良い。
実に良い。
サテライトでロングのポジションを持つことで「下がれ」という感情が無くなるからのようです。
少額ですが保有することでこんなに回復するなんて。
欲って怖いですね。