2022/01/17

トランプマン発の米中貿易戦争、各国の製造業PMIの軒並み低下、長期金利の低下、そして米長短金利差の逆転。。
長期債権が買われまくっている中、米株は一人勝ちの状況。
この状況で株を買うのはいくら長期投資と言えども少々酷な話と思っています。
じゃあ何を買えばいいのよ。
私はこの「今から円高になるよ!」の状況でコツコツ買ったドルの行き場をとりあえずMMF(マネー・マーケット・ファンド)に移しています。
MMFとは、
マネー・マネージメント・ファンド(Money Management Fund)の略称。主要な投資対象を国債など国内外の公社債や譲渡性預金(CD)、コマーシャル・ペーパーなどの短期金融資産とするオープン型の公社債投資信託。運用成果は実績に応じて変わるため、元本が保証されているものではない。
MMFに預けることの一番のメリットはやっぱり利回りでしょうか。
2019年8月26日時点のSBI証券で購入できる外貨建てMMFの利回りは下図のとおりです。
つい2,3週間前は利回りが2%を超えていましたが、現在は1.7%。これでも十分と私は思っています。
現状、金融株や日本株の場合は売られ過ぎて高配当株が溢れています。が、それでも尚MRFに資金を預けておいた方が下手な株よりは利回りが良いでしょう。
何より現金に近い性質でほぼ元本が保証されているのが最大の魅力。下手に債権を買うよりマシと思います。
流動性やコストも大きなメリットです。
売買手数料が無料で株や投資信託との損益通算も可能。
為替手数料も期間限定で無料な証券会社も多いです。
円でドルを買う場合は1ドルあたり25銭の為替手数料が課せられるのが一般的ですが、SBI住信ネット銀行の場合は1ドルあたり4銭で済みます。
更に、SBI住信ネット銀行の場合は買付手数料が無料になるキャンペーンを定期的に開催しており、益々他の銀行・証券会社に比べてお得です。
マネックス証券の場合も2020年の1月7日まで無料のキャンペーンを打ち出しています。
現在私はこんなフローで資産運用をしています。
毎月一定の予算枠で円高に振れた時にスポットでドルを買っています。米株も同様に下がった時だけ購入。
このフローを資産運用のメインに置いたことでだいぶ株式投資におけるストレスがなくなりました。
「買いたい!!」という衝動に駆られたらとりあえずドルを買ってメンタルを落ち着かせています。そして、「もう嫌だ!!」と思ったら株を買うという感じです。
メンタル投資法です。笑