2021/02/26

2019年1月中旬時点の運用資産状況です。
12月末に実施する予定でしたが、サボりました。。
※前回更新した2018年6月月末時点の資産状況の記事です
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ポートフォリオ
対象は前回同様、証券口座にある金融資産のみで、生活口座や定期預金等は対象外です。
※今回から日本株の書き方を「日本個別株」一本に集約しています。
半年前と比較すると下記のように増減しました。
- 日本株個別株 ↓
- J-REIT →
- 円 ↑
- 投資信託 →
- 米国個別株 ↑
- 外国株ETF ↑
- 外貨・MMF ↑
不安定な相場だったのと今年の住宅資金捻出に向けてスイングトレードをしばらくお休みすることにしたこともあって日本株ポジションが減り、円が資産の1/4以上も占める形となりました。更なる下落を見越して追加入金分もキャッシュのままにしていましたので、ドルを含めるとキャッシュポジションは35%に達した形です。個人的には満足のいく比率です。
日本株の比率が32%→16%を減り、その分米国株を買っています。外貨資産は44%に達し、一次目標としている外貨資産:円資産の比率50:50にだいぶ近づいてきました。半年後には50%になっているかも。
また、今回も資産別エリア別にも整理していみました。
株式:債権:金を7:2:1ぐらいで保有したいなあとざっくり思っていますが(REITは債権扱い)、結果は72%:24%:4%→68%:28%:4となり、なぜか株の比率が下がってしまいました笑。日本株を売却して得たキャッシュをそのまま米株に移行したわけではないのと、株:債権比率が50:50の投資信託を毎日積立購入しているので、何もしていないと債権比率が勝手に上がってしまう仕組みのようです。
金比率が変わっていないのは、一部GLDを売却したためです。
シーゲル教授の本を読んでから、ゴールドを長期保有する意味が分からなくなり、売却に至りました。残りは投資信託で積み立てているやつのみですが、それもそろそろ売却する予定です。よって、理想として掲げていた比率「株式:債権:金を7:2:1ぐらい」も見直す必要があります。どうしようかな。
(ジェレミー・シーゲル著:株式投資 第4版より)
トピックス
ここからは資産毎に見ていきます。
米国株
米中貿易戦争リスクを避けるためにマイクロンテクノロジーを売却して、お試しで生活必需品・ヘルスケア銘柄を一部組み込みました。しかし、2018年に買い増ししてしまったがためにエヌビディアとアリババが含み損になりつらい状況ですが、我慢我慢。こいつらのナンピン買いは調整が終わるまで保留としています。配当ないし。
今後は、マイクロソフトは今年で比率No.1になるぐらいまで引き続きコツコツ買っていきたいと考えています。マイクロソフトはこのハイテク銘柄たちの中で唯一配当が出ますしね。
また、SAPはキリの良いところで売却し、その分セールスフォースに資金を投入したいと思います。SAPはやっぱり嫌いだ(仕事で何があった?)。
米国株ETF
VYMの比率がまた更に増えてしまいました。そして、VOOを売り、代わりに生活必需品セクターに分散投資するETFを買い始めました。
理由はシーゲル教授の本を読んだからです。
ハイテクセクターと生活必需品セクターの長期リターンと暴落時の挙動を知ってから、VOO→VDCに舵を切るまでは一瞬でした。
S&P500指数に連動するETFを握り続けて配当を再投資すればある程度のリターンは期待できるのは知っているのですが、S&P500指数におけるハイテク比率が高まりすぎて、私の米国個別株PFとの重複が起こっていました。
暴落時のことを考えると、ハイテクとは別の動きをする銘柄の比率を上げておきたいので、この度売却する運びとなりました。そして、代わりにディフェンシブのVDCを購入したという次第です。
日本株
日本株の比率を下げるということで、昨年ソフトバンク、SUMCO、東レを損切りしました。日本株比率を下げる要因になってくれました。(前回にPFになぜかキーエンスが入っていませんね。。)
ソフトバンクは投資会社になってしまったので売却。
SUMCOは半導体銘柄は東京エレクトロンとどちらかでいいやと思い、配当利回りを見て東京エレクトロンを選択。
東レは部材系は住友金属鉱山だけでいいやという判断。
日本株は当分買い増ししない予定です。
今後の戦略
前回のFOMCの議事要旨発表で、利上げ打ち止めの可能性が示唆されたこともあり、直近はドル安のトレンドが続くと思われています。
ドル円は毎年前半は弱くなる傾向にあるので、さらに拍車をかけてドル安となるならこのタイミングでドルを買いまくりたいと思っています。資金管理は慎重に。。
株式としては昨年はリセッション懸念から大幅に下落して終わりましたが、米失業率は依然低く、本格的なリセッションはまだ先かなと思っています。
さらに今年はトランプ政権3年目。任期3年目は翌年の選挙を意識して景気対策に動きやすい、すなわち株高になりやすいというアノマリーがあります。
そう考えると、なおさらリセッションは2020年以降かな?と思ってしまいます。上昇トレンドか?と言われればそれもないと思うので、今後は不安定な相場が続くのでしょうか。
私は暴落耐性の強いポートフォリオにシフトしていこうと考えていますので、この不安定な相場~リセッションの期間は”仕込み時”と捉えることにしたいと思います。
今後来る軟調な期間に米高配当株、米生活必需品株、米ヘルスケア株を買いまくり、下記のようなポートフォリオを構築したいと思います。
インターネットバブルやリーマンショックのような大暴落がいつ訪れるかは予測できませんが、いつか必ずやってきます。その時に買った株たちが将来の配当生活を作ってくれると信じて、買い下がりたいと思います。配当を出してくれる銘柄なら買い下がれるはず。。ただ銘柄選定力は皆無なので研究する時間がない当分は無難にETFを買っていきたいと考えています。
米10年債利回りと米2年債利回り差がマイナスになって復調したタイミングで暴落はやってきますので米10年債利回りの動向はウォッチしていきたいと思います。
リセッション時に「買うお金がない!」なんてことにならないように、資金管理をしっかりするためにも。。
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