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解説者の流儀(著者:戸田和幸)【感想・レビュー】難解なサッカーを言語化するためのこだわりと執念

time 2018/07/25

解説者の流儀(著者:戸田和幸)【感想・レビュー】難解なサッカーを言語化するためのこだわりと執念

 

今回の記事は一見すると当ブログとは関係のない”サッカーの解説者”をテーマした本を紹介する内容となっていますが、戸田さんの仕事に対する姿勢や意気込み、自分の価値の高め方、そして戸田さん自信の確固たる信念の実現に向けた取り組みがとても勉強になるので掲載することにしました。

何よりこの本を読むとサッカーの視聴がとても楽しくなりますし、戸田さんの解説が待ち遠しくなるに違いありません(ロシアワールドカップはもう終わってしまいましたが笑)。

 

 

 

戸田さんのすごいとこ

そんな難解なスポーツの解説を生業とする戸田さんは解説者を下記のように定義しています。

 

 

絶えず展開が目まぐるしく変わる言い直しが許されない状況の中で、展開に合った洗練された的確な分かりやすい”言葉”を使って解いて解かないと、視聴者には響きませんし理解もしてもらえません。ただ、いくらプロサッカー選手としてのキャリアが長いからといって、リアルタイムでプレーを解説し続ける能力があるわけではありません。

戸田さんがすごいのは謙虚にこのことを受け入れ、プロサッカー選手を引退した後も自分のキャリアに驕ることなく解説者としての勉強、鍛錬をし続けてきていることです。そのための準備として、1試合解説するにあたり両チームの直近の試合を最低2試合は見るそうです。計360分、ノートにメモを取りながら試合を見るので6時間以上は余裕で超えているでしょう。すげぇ。。

 

 

本質へのこだわり

上述した通り、サッカーとは複雑で難しいスポーツです。そんな難解なスポーツをメディアの方が視聴者に向けて放映するとなると、どうしても簡略化してしまいます。

例えばよくあるのが注目選手のピックアップです。「本日の日本の対戦国は、欧州で活躍する○○選手率いる○○です」とか「今日の注目選手は○○です。皆さん要注意ですよ!」と。明確なキーワードを視聴者に伝えることで、視聴者も「この選手に注目して試合を見ればよいのか」となります。

戸田さんが解説する試合も例外ではなく、「本日の注目選手を教えてください」とよく依頼されるようです。

しかし、ここは戸田さん。サッカーの魅力を視聴者に伝えたい戸田さんは、このような依頼は低調にお断りする、またはアナウンサーに言ってもらうよう交渉するようです。サッカーとは一人の選手でどうになかるスポーツではないから。一人の選手に注目することは、サッカーの本質ではないし、そして戸田さんの信念にも反しているのです。

 

チーム対チームという、サッカーの協議特性を正しく理解したところから情報提供を行い、その上でパフォーマンスレベルの高い選手を「評価」する。これがサッカー中継の正しい在り方であると、僕は信じているし、そう主張し続けてきた。

 

サッカーの本質を正しく言語化して視聴者に伝えるために、局の方に嫌な顔をされても己の信念は曲げない。こういう戦っている人が改革を起こすのだなと思いました。信念が弱いとYESマンになってしまう、耳が痛いです。。

 

 

自己ブランディングへのこだわり

この本を読んで一番の驚きだったのは、戸田さんがビジネス界隈で有名なアドラーやドラッガーの本に感銘を受けてサッカーに、解説に取り組んでいたということです。しかも、自己啓発系の本を読み始めたのは高校生かららしいです。解説を聞いていて「この論理的思考力はどこで培われたのだろう」と疑問に思っていたのですがこれで納得です。

 

大切なのは、自分本位の「全力」ではなく、与えられた仕事を理解し、オーダーに応じること。自分の100パーセントが正しいわけではない。求められているものに対して、正しく貢献することができなければ、評価は得られない。

 

世の中に新入社員に伝えたい言葉ですね笑。果たして世の解説者はここまで考えて仕事をしているのでしょうか。そりゃあ評価もうなぎ登りですよ。

そして、戸田さんはただ相手の要求に応じて仕事をするだけでなく、「自分の色」を出すことを強く意識しています。

 

戸田和幸という解説者の個性を際立たせながら、自分のスタイルを確立し、自分にしかできない解説を追及していく。

 

こんなに他者との差別化を意識して働く解説者がいるとは。。ガチのビジネスエリート。企業の経営者としてもやっていけるぐらいのマーケティング・ブランディングセンス。色々な解説者を見てきたうえで「自分はこのスタイルで行く」と決断して、愚直に鍛錬を重ねてきているのですから。

戸田さんなら本当に日本のサッカーメディアを進化させてくれるのはないかと思ってしまいます。監督としての戸田さんも見たいですが、解説者として新業態のサッカーメディアも作ってもらいたいです。。戸田さんに投資したいよ。。

 

日本サッカーの更なる発展のために、現在戸田和幸さんは解説者としてサッカー解説に足りない「言語化にこだわってサッカーの本質を視聴者に伝えることを」にチャレンジしています。

そのチャレンジは明確なビジョンを持った上で行われており、そのビジョンの実現に向けて愚直に鍛錬を重ねているのが他の解説者にはないところで、かつそれを戸田さんは”自分の色”と自覚した上で行っているのが、すごいなあ、応援したいなあ、戸田さんに投資したいなあと思ってしまうところです。(どうやって投資しよう笑)。

近い内に日本のサッカーメディアの在り方に改革を起こすであろう戸田さんのデビュー作品。サッカー好き、サッカーに興味がある人には是非お勧めです。

(誤った言語化をしてしまっていないか不安です。。)

 

 

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ハギワラ

ハギワラ

ハギワラと申します。 都内在住で普通のサラリーマンをやっています。 子供のころからお金のことを考えるのが好きでした。 趣味は読書、サッカー。

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