2021/02/26

人生で最も高い買い物であるマイホームですがですがとんとん拍子で事が進み、2019年3月末に土地と建物、両方の契約を締結してしまいました。
建物については3月までに請負契約を締結したことで、2019年10月以降に家が完成しても建設代金の消費税は8%のままでよい、という優遇を受けることができます。つまり、増税前にギリギリ駆け込んだという形になりました。消費税増税延期になってしかもしれないですが。。
ただ、別に間に合わせたくて動いたわけではないです。たまたま運が重なっただけでした。
失敗しないように、慎重に進めようとしていた男が、結果的に消費増税前の駆け込んだ形になってしまった理由をつらつらと書いてみたいと思います。
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契約締結までの時系列
はちゃめちゃな生活を送っていた3月ですが(関連記事:人生で最も濃い2ヶ月になるであろう..)、隙間時間で進めた出来事をつらつらと殴り書きしたいと思います。
この時期は振り返るとこの時期はほんとつらかった。私の人生でこんなに働くことはもうないでしょう。就業規則とか無視だったし。勝手にコアタイムなしのフレックスを導入してました笑
- 2月末に建屋を依頼する会社の決定(実は1年前にも検討していましたが一旦中断した経緯がありましたので、合計すると7社比較したのかな)
- 3月中に土地が見つかればラッキーだね~と工務店の営業担当と話ながら土地条件の整理。ただ、予算が限られているので条件の優先順位も決める(何かは諦めなくてはいけない状態)なのに、二世帯住宅を希望のためある程度の広さは欲しい。案の定、なかなか希望通りの広い土地は見つけられず。。
- 候補エリアの土地を見学に行くが、微妙な物件ばかり(長期戦の雰囲気が出る)。土地ってやっぱり行ってみない分からないことが多いですね。web上では一見良さげでも、いざ現地を訪れてみると谷間の土地だったりするし。洪水になったこの土地どうなるの?みたいなところも。土地の値段には必ず理由があってしっかり需要と供給が反映されているんだなと痛感しました。
- しかしなんと!翌日、営業担当より理想の土地があったと連絡。翌日候補の土地を見学。良さげ。そうしたら営業さんは私が気に入るだろうと思い、その土地にに合わせた間取り案と概算予算も作成してきており(この人、デキル)、その場で不動産屋さんに買付証明書を申込み。
- ただし土地の価格が予算より1000万高め。。工務店さんが建屋代を500万低くして、土地台を500万低くした指値して神頼み。そしたらなんと一発OKとのこと!中途半端に広い土地で書い手があまりいなかったのと、売主さんは早く現金にしたかったのが理由ならしい。工務店さんも建屋代こんなに安くできるんかい!と心の中でツッコミましたが、後日、一部泣いてくれたことを教えてくれました。ありがとうございます。
- 利害関係者全員の目標が3月契約となり、事務作業をコツコツこなし、1日前の3月30日に売買契約締結。(緊張した)
すごい凝縮された1ヶ月だった。仕事も大変でしたが、それ以上にすごいスピードで意思決定、行動した気がする。。
巡り巡っていろいろな幸運が一気に訪れたような感覚でした。住宅の営業担当さんもこんな廻り合わせあるんですね~と驚いていました。一方で、スピーディにやれることを全部やったおかげかもしれません、とも言っていただきました。
予算オーバーの理想の土地を予算内に購入できる、、仕事以外の時も体に鞭打って動いてよかったなと思いました。
土地の希望条件
結果としてすべての希望条件を満たした土地を手に入れることが出来たわけですが、ここで、土地探しを行う前に整理した希望条件とその優先順位、妥協点を整理しておきます。
最も重要な条件は公表すると立地がバレるので割愛します笑
第1条件:地盤
地震の揺れ、液状化リスクは絶対条件でした。
いくら良い材料を揃えて腕利きの大工さんに家を建ててもらったとしても、一発で台無ししてしてしまうのが地震、そして液状化です。
液状化リスク0%とまではいかなくても、安心して暮らせるぐらいの土地にしたいと思っていました。
具体的な調べ方ですが、実は国土交通省の「国土地理院」というサイトで、標高や地盤、なんならはるか昔は畑だったのか山だったのかまで調べることができます。
ただ、おすすめは下記のサイト。なんと「国土地理院」の情報とグーグルマップを連携させてくれています。これで希望の土地のリスクをすぐ調べれることができます。非常におすすめ!
あとは県や市のホームページも観ました。防災ブックなるものが用意されているところもあり、そこには東京直下型地震が起こった時にどの程度液状化リスクがあるのかをシミュレーションした結果を載せてあるところもあります。
ただ、実際にその土地を買うかどうかを決断するには、やはり足を運んで実際に見てみる以外ないなと思いました。
実際に足を運んでみると思わぬリスクがわかったりします。営業担当さんに同席してもられば、詳しく分析してくれます(良い担当営業がついてくれて本当によかった)。
第2条件:治安
駅前の治安や、近所の小学校、中学校の噂はめちゃくちゃ調べました。
将来安心して娘を一人で外に出せるかどうか、という基準で見てました笑。
第3条件:最低45坪以上
両親の夢である庭付き一軒家という夢をかなえてあげたい、というのがありました。(贈与してもらうから、という理由もありますが。。)
第4条件:立地
「このエリアがいい!」というのがありました。妻の実家と私が勤めている会社の中間地点です。
ただ、マンションではないの、駅近というわけにはいかず、徒歩20分以内をという妥協で収めました。
というよりも、第1~3条件を優先すると最寄り駅や立地など選んでいる余裕などなかったです。予算も限られているので、自然と狙う沿線は決まってきました。
最寄り駅までは自転車通勤かな~
人生、意外と思い切った行動が大事?
ありきたりではありますが、営業さんからは「同じ土地は二度と出てこない。だから、いいなと思える土地がでてきたら即決できる瞬発力が大事」と言われました。
瞬発力を高めるには、売り物件が出てきたときに悶々と悩まずに即決できるぐらいに、自分の希望や調べることを整理しておかなくてはいけません。
経験豊富な営業さんだったということもありますが、希望するエリアの発展性、人口、土地柄、将来の家族構成の変化等、こうなったときにどうする?を可能な限りシミュレーションし、候補地の調べ方や判断ポイントも色々レクチャーしてもらい、家族へ説明し、納得してもらえるぐらいの武装はできました。
ただ、いくら論理武装しても、100%納得いく物件には出会えないですよ。。
人生、重要な分岐点に差し掛かった時、後悔しない道を選ぶべきだと私は思っています。
後悔しないためには、自分ができることをやるしかない。
自分ができることをやりきったら、あとは運頼み。これでいいのでは?と思っています。
家なんか、意外と住めば都だと思うんですよね。笑
今のところ、今回変えた土地は今のところとても満足しています。
まだ見えていない欠陥があるのかもしれないけど。。
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決意
増税前後どっちで買うべきか